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三越/10月の売上高8.7%減

2008年11月17日 / 月次

三越が11月14日に発表した10月の売上報告によると、全店合計の売上高は543億6300万円(前年同月比8.7%減)と減少した。

店別の状況をみると、日本橋が198億6500万円(11.3%減)、新宿アルコットが16億1100万円(1.4%減)、銀座が41億2200万円(5.5%減)、池袋が17億3900万円(10.3%減)、千葉が20億5700万円(5.6%減)、仙台が26億6200万円(11.9%減)、札幌が30億2500万円(7.7%減)、名古屋栄(ラシック含む)が70億2200万円(4.2%減)、星ヶ丘が16億6700万円(4.8%減)、新潟が15億8000万円(10.4%減)、広島が12億4600万円(7.7%減)、高松が19億6700万円(4.7%減)、松山が15億4700万円(10.5%減)、福岡が35億2100万円(10.8%減)、鹿児島が7億2500万円(13.8%減)。

全店舗の商品別の売上高をみると、紳士服・洋品は38億6100万円(12.1%減)、婦人服・洋品が128億3300万円(14.7%減)、食料品が118億8900万円(1.6%減)。

全般的には、気温が高い日が続いたことで、冬物衣料の立ち上がりが鈍く、衣料品が低調に推移した。食品部門は「北海道物産展」がけん引するなど堅調した。

日本橋本店は、食品部門は堅調に推移したものの、衣料品や特選雑貨が伸び悩んだ。婦人衣料ではニットなどの軽衣料や軽いアウターが動いたが、ウールコートなど重衣料の動き出しが鈍く、伸び悩んだ。

銀座店は、婦人衣料では軽衣料は好調だったが、コートやジャケットなどの重衣料が苦戦した。婦人服や婦人雑貨などの人気催事やGセールが売上と来客ともにけん引したものの、全体を押し上げるには至らなかった。

名古屋栄店は、「北海道物産展」などがけん引して食品部門が前年を上回り、雑貨部門では化粧品や婦人靴が好調だったが、衣料品は重衣料を中心に伸び悩んだ。

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