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阪急阪神百貨店/投資額200億円で来春「博多阪急」開店

2010年11月10日 / 店舗

エイチ・ツー・オー リテイリングは11月10日、2011年春に福岡県福岡市に博多阪急を開店すると発表した。運営主体は阪急阪神百貨店で、総投資額は200億円、初年度売上高370億円を見込む。
JR博多駅に現在建設中の複合商業施設「JR博多シティ」の核店舗として出店。九州の玄関口である福岡のJR博多駅に直結するターミナル百貨店となる。
九州有数の商業集積地である天神地区からも地下鉄やバスで約10分となっている。福岡市(人口約140万人)を一次商圏、福岡を中心とする半径30km圏内の都市部(人口約240万人)を二次商圏と想定する。
2011年3月の九州新幹線の全線開通、山陽新幹線との相互直通運転の開始にともない、九州全域と山口県を含むエリアを戦略商圏として捉えている。
一大ターミナルに位置することから、この立地特性と阪急うめだ本店で培ってきたターミナル型百貨店のノウハウを最大限に活用した店作りや品揃え、サービスを実現することにより、新しい百貨店を提案するという。
新たに店独自のポイントカードを発行し、カードホルダーに対し、ポイントの付与に加え、様々なイベントへの招待などのサービスを提供し、阪急ファンの獲得・増加に努める。
なお、2014年度を最終年度とする長期事業計画「GP10(グランプリテン)計画VER.2」を策定しており、博多への出店はこの計画の主要プロジェクトの一つと位置づけられている。
店舗概要所在地:福岡市博多区博多駅中央街1-1営業フロア:地下1階地上8階営業面積:4万2000㎡初年度売上高:370億円総投資額:200億円店長:柳澤興平取締役専務執行役員
設定商圏一次商圏:福岡市約140万人65万世帯二次商圏:福岡を中心とする半径30km圏内の都市圏約240万人127万世帯戦略商圏:九州全域、山口県
<博多阪急フロア計画図>20101110hankyu.jpg

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