富士薬品/オストジャパングループを公開買付け
2013年01月09日 / 経営
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ドラッグストア「セイムス」を運営する富士薬品は1月9日、調剤薬局などを運営するオストジャパングループと資本業務提携し、同社を完全子会社化するため、株式の公開買付けを実施すると発表した。
買付代金は14億1543万8300円を予定。オストジャパンは札幌証券取引所アンビシャスに株式を上場しているが、上場廃止となる見込みだ。
公開買付け成立後、3月を目処に臨時株主総会の開催を対象者に要請し、臨時株主総会において対象者の定款の一部を変更して対象者取締役の定員を増員後、対象者の取締役の過半数となる4人の取締役を富士薬品から指名する予定だ。
現行の経営体制は当面維持する方針で、対象者グループの役職員が従前の職務を引き続き担当する計画だ。
昨年2月頃から、富士薬品の配置薬事業などと対象者グループの調剤薬局事業や福祉事業との間の相乗効果の発揮を意図した業務提携に関する協議を開始したという。