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iPhone、iPad/電子書籍書店で各ユーザーの嗜好にあった書籍販売

2010年12月23日 / IT・システムトピックス

廣済堂は来春から、maqs、慶應義塾大学SFC研究所と連携し、iPhone/iPad用の電子書籍書店アプリ「BookGate」上で、ユーザー向けのレコメンドサービスを提供する。
スマートフォンをはじめとする多機能情報端末の普及に伴って電子書籍市場が拡大しており、廣済堂では2010年8月、「持ち運べる総合書店」をコンセプトに、電子書籍の検索、購入、閲読が楽しめるiPhone/iPad向け電子書籍書店アプリ「BookGate」をオープンした。
モバイルWebサイトの利用状況を把握するためのアクセス解析サービス「myRTモバイル」を提供するmaqsと連携し、スマートフォン向けに拡張した同サービスを来春より「BookGate」に適用する。
「myRTモバイル」は、1万を超えるモバイルサイトで利用され、月間延べ1億人を超えるアクセスデータを解析しているため、そこで得たノウハウの提供を受け、「BookGate」のサービス改善に活用する計画だ。
利用状況のデータをSFC研究所と共同で分析し、スマートフォンにおける電子書籍アプリの利用者の行動パターンや書籍購入の意思決定を研究し、「BookGate」ならではの「おもてなし」の仕組みなども構築する予定だ。
研究成果は今後の開発要件として整理していくとともに、まずは第一ステップとして、アプリの利用履歴や購入履歴などのデータを蓄積した上で、「BookGate」ユーザー向けに、各ユーザーの嗜好に合わせた書籍のレコメンドサービス機能を提供するという。

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