流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





松屋銀座/ネットと百貨店が連動した「tabモール」開始

2014年11月07日 / トピックス商品店舗

松屋銀座は11月6日、ネット上の商品を松屋銀座に取り寄せることができる新サービス「拡張店舗(tabモール)」を開始した。

インターネット通販で試着ニーズが最も高い婦人靴や、婦人雑貨で、松屋銀座の店頭の商品だけでなく、これまで店頭で取り扱ってなかったブランド商品の取り寄せに加え、試着・接客・受取りができるのが特徴。ITベンチャー会社「tab」と共同で開始した。

「拡張店舗(tabモール)」は、百貨店の床面積の制約をなくし、取扱商品数を無限に増加させることができる実店舗向け商業基盤という。

松屋銀座とtabモールを合わせて、婦人靴約2万点、その他約1000点を展開。松屋銀座3階のカスタマーズセンター内に「tabモールサービスカウンター」と「試着室」を設置する。売上目標は、11月が500万円、12月から月間で1000万円とした。

順次、取扱商品を拡大し、婦人服・紳士服・子ども服・リビングの商品の取り扱いを開始する予定。婦人靴に関しては来春中に、品そろえで百貨店No.1となることを目指す。

拡張店舗を展開することで、取扱い商材拡大による新たな売り上げの創出、「取り置き ・受け取り場所」機能による新たなお客の来店、在庫リスクの低減、チャレンジしたい商品の販売といったメリットがある。

姉妹アプリ 「tab」の ダウンロードユーザ約80万人が新規顧客となる可能性もあるという。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧