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松屋銀座/女性向けビヤガーデンをオープン

2013年06月17日 / トピックス店舗

松屋銀座は6月15日~9月30日、屋上「ソラトニワGINZA」に108日間の期間限定で、ソラトニワGINZA「美しくなるビアガーデン」Beer&BBQ&Bar terrace@888(ビービービー・テラス)をオープンする。

<ビービービー・テラス>

大人の女性のための「美しくなるビアガーデン」をテーマにした施設で、20代~30代の会社帰りのOLやファッションに敏感な女性たちをターゲットとした。施設面積は634.0㎡、席数は262席、雨天は営業中止となる。

平均単価は5000円程度を想定。雨天を考慮し、108日の内6~7割程度営業する前提で、最盛期には客席稼働率が2回転を見込めることから、売上目標は1億円とした。

<野菜を多用したセットメニュー>

メニューでは、銀座産ハチミツを使用したドリンクとフードを提供。野菜バーベキューと呼べる、「カラダの中から美しくなる」美肌要素を盛り込んだメニューを展開する。

フリードリンク2時間が付いたセットメニュー(税込4500円)を中心に、銀座はちみつのふわふわカキ氷のサンデー(1200円)、銀座はちみつのHONEY COCKTAIL(800円~)、スパークリングワイン、ワインのボトルなども提供する。

ビヤガーデンの平均的なメニューは、2時間食べ放題・飲み放題で3800円程度だが、銀座という土地柄と働く女性という視点から、価格設定は高めとした。価格に見合う上質なメニューとくつろげる空間を提供することで、女性客の支持を集めたいという。

<屋上菜園に隣接>

昨今のビアガーデン人気に伴い、これまで活用されていなかった屋上を活用し売上を向上を目指す取り組みで、1964年以来、はじめてビヤガーデンを復活させた。仕事帰りのキャリアウーマンが、さまざまなシーンに合わせて自由に気軽に使える、開放的な居心地の良いビアガーデンを目指した。

<客席の様子>

他の百貨店のビヤガーデンとの差別化を図るため、女性が気軽にくつろげる空間を目指した。白のドレープに包まれた艶やかな空間に、木製の椅子とテーブルを設置した。

運営は、ミネエスト新宿店屋上のビヤガーデンの運営などを手がけるソルト・コンソーシアムが受託した。運営は他社が手掛けるが、あくまで松屋銀座の一部として営業するため、従業員教育には、松屋銀座も参加。百貨店の従業員に求めらる基本的な接客用語やマナーなども重視し、サービス面も強化した。

<バーカウンター>

フードメニューはフルサービスだが、ドリンクではセルフサービスも導入。バーカウンターを2か所設置し、待ち時間を少なく飲み放題を楽しめる工夫をした。

<テーブルにガスコンロを固定>

屋上のため、強風などへの安全対策も強化。ガスコンロはテーブルにボルト固定するなど、衛生面を含め安心・安全を徹底したという。

施設概要
所在地:松屋銀座屋上
面積:634.0㎡
席数:262席
開催期間:6月15日~9月30日
営業時間:平日16時~22時、土・日・祝15時~22時
定休日:松屋銀座に準ずる/雨天中止

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