矢野経済研究所は12月17日、ファッション・インテリア・雑貨EC市場に関する調査結果2014を発表した。
調査によると、2013年度のファッション・インテリア・雑貨のEC市場規模(主要5分野の合計)は、小売金額ベースで前年度比25.8%増の1兆512億円と大幅に拡大した。
事業者側による顧客の視点に立ったサービス向上の取組みの本格化により、消費者にとってECが販売チャネルとして新たに認識されつつある。
スマートフォンにより、以前に比べてファッション商品や情報に対する接触時間が大幅に拡大していることから、多くの事業者においてはあらゆるチャネルを連携させて顧客との接点をもつ、オムニチャネル戦略が活発化している。
2014年度のファッション・インテリア・雑貨のEC市場規模は20.0%増の1兆2,614億円と予測する。
成長率はやや鈍化するものの、自社におけるオムニチャネル化のさらなる加速と、ECを絡めた新たな「売り方」の創出、外部モール(主にファッションモール型、総合モール型、アウトレット型)における技術革新の進展や更なる顧客サービス向上等により、市場規模は堅調に拡大するものと予測する。
調査におけるEC市場とは、インターネットを介して行われる消費者向け電子商取引(E-Commerce)とした。
対象分野は、アパレル・服飾雑貨(レディス、メンズ、子供・ベビー)、鞄・袋物・革小物、靴・履物、宝飾・時計、インテリア・生活雑貨・家具の主要5分野とし、市場規模は小売金額ベースで算出した。