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ファッションEC市場/2012年は10.3%増の7020億円

2013年02月12日 / 商品経営

矢野経済研究所は2月12日、ファッション・インテリア・雑貨EC市場に関する調査結果2012を発表した。

インターネットを介して行われる消費者向け電子商取引で、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末といったモバイル端末をを使用するものを含む市場調査。対象分野は、衣類、服飾雑貨、靴、鞄・袋物・革小物、宝飾・時計・アクセサリー、インテリア・生活雑貨・家具、陶磁器・ガラス器の主要6分野。

調査によると、2012年度の市場規模は前年度比10.3%増の7020億円、2013年度は7.3%増の7535億円と予測する。

2011年度のファッション・インテリア・雑貨のEC市場規模(主要6分野の合計)は、小売金額ベースで前年度比21.5%増の6366億円と大幅に拡大した。

各企業やブランドは総合モール型ECが好調であることから、今後は自社で獲得しきれていない年齢層や男性といった幅広い顧客層に対して訴求のできるチャネルとして活用が見込まれる。

O2O(Online to Offline)が注目されるなか、自社ECサイトの重要性は増していくと考えられることから、今後は自社ECサイトを開設・運営する企業やブランドが増加するものと考えるという。

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