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王将/売上高23%増、営業利益80%増

2010年01月29日 / 決算

王将フードサービスが1月29日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は502億4800万円(前年同期比23.3%増)、営業利益83億4200万円(79.3%増)、経常利益84億6200万円(78.2%増)、当期利益43億2600万円(67.9%増)となった。

第3四半期の売上高は新店効果の他に、既存店の客数が大幅に増えたことなどで増収を達成。直営店の既存店売上高は29ヶ月連続で前年同月比プラスとなった。

営業利益は、材料価格低下による原価率の改善や客数の増加による店舗労働生産性の向上などで増益。経常利益も増収効果や金融収支の改善などで増益となった。

また、基幹メニューの品質向上や、テレビでの放映などで女性客や中高年客など新たな客層も取り込み、8月からのぎょうざ倶楽部会員募集キャンペーンでは、40万人超が入会した。

12月25日には東北地方一号店となる「仙台一番町店」をオープンし、今後は東北地方への出店も増加させる。店舗展開では、関東、関西地区を中心に直営20店、フランチャイズ10店を出店し、直営2店、フランチャイズ4店を閉鎖。期末店舗数は直営362店(うち委託ライセンスシステム5店)、フランチャイズ189店(うち委託フランチャイズ6店)となった。

通期は売上高666億3300万円(21.2%増)、営業利益101億3700万円(66.5%増)、経常利益103億100万円(66.4%増)、当期利益49億5700万円(54.1%増)を見込んでいる。

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