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王将フードサービス/来客増で売上高22.8%増、営業利益94.7%増

2009年07月31日 / 決算

王将フードサービスが7月31日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は155億6100万円(前年同期比22.8%増)、営業利益23億6300万円(94.7%増)、経常利益24億2500万円(90.3%増)、当期利益10億4600万円(49.3%増)となった。

直営全店の客数は23.4%の大幅増となり、来店客をファンとして取り込むため、研修など社員教育に注力し、レベルを高めるよう取組んだ。

一店一店が力を尽くして立地に即した自店の個性を訴求の成果などもあり、業績は好調さを維持。店舗展開では、年度出店計画に基づき、関東、関西地区を中心に直営7店、フランチャイズ4店を出店した。直営2店、フランチャイズ1店を閉鎖。期末店舗数は直営349店(うち委託ライセンスシステム5店)、フランチャイズ186店(うち委託フランチャイズ6店)となった。

経営成績は、新店効果の他に既存店の客数が大幅に増えたことなどで増収を確保。直営店の既存店売上高は23か月連続して前年同月比プラスとなり、第1四半期の3か月通算では20.5%増となった。

営業利益は人件費や減価償却費などが増加したが、売上高増に伴い店舗労働生産性が上昇したため増益。経常利益も増収効果や金融収支の改善などで増益となった。

通期は売上高576億4200万円(4.8%増)、営業利益65億5800万円(7.7%増)、経常利益66億5600万円(7.5%増)、当期利益36億1100万円(12.3%増)を見込んでいる。

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