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渋谷パルコ/改装効果で3~6月、売上高18.4%増

2014年07月11日 / 決算

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パルコは7月9日、渋谷パルコの直近の業績を発表した。3月~6月の売上高は18.4%増、客数8.3%増となった。

40周年を迎える2013年度から2014年度春まで、53ショップ合計1391坪を「モードファッション」と「カチャー・エンターテインメント」をテーマに改装した効果が出たもの。

渋谷パルコは、パート1、パート3、ZERO GATEの3館で構成し、2013年度の売上高は163億円だった。

今年は特にパート1が好調で、改装によるファッションとエンタテインメントの融合により売上を押し上げ、パート1合計で売上高が33.3%増と大幅に伸長した、パート1全フロアで、売上高前年比をクリアした。

昨年度新規オープンのバオ バオ イッセイ ミヤケ、オム プリッセ イッセイ ミヤケ、MADSTORE UNDERCOVER、スナイデル、オープニングセレモニーなどが好調に推移し、モードファッ
ションを中心とした改装がパート1全体の売上を牽引し、海外客の集客・売上増にも繋がった。

「カルチャー・エンタテインメント」の部分でも、シブポップフロア(パート1・6階)がアニメコンテンツのヒットもあり65.8%増と大幅に伸長した。

パート1・7階は、キキ&ララカフェを期間限定で導入し、フロア前年比で90.2%増となり、3階のパルコミュージアムでは「1万円アート?歪んだ大人展-」「かない君展」「MEDICOM TOY EXHIBITION’14」などカルチャーコンテンツを中心に開催し、フロア前年比で22.5%増となった。

カルチャー・エンタテインメントの好調が、全館への動員貢献にもつながり、モードファッション(モノ)とカルチャー(コト)両面での好調と相乗性を生み出したという。

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