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出版デジタル機構/電子書籍の配信開始

2012年11月16日 / 商品

出版デジタル機構は11月16日、経済産業省「コンテンツ緊急電子化事業(緊デジ)」によって電子化されたコンテンツの電子書店への配信を開始した。

第1弾として配信するコンテンツは、講談社の自然科学系新書「ブルーバックス」52タイトル。同シリーズは1963年の創刊以来、1891タイトルを発行、累計発行部数は7000万部を数えている。

取扱電子書店は、紀伊國屋書店BookWebPlus、koboイーブックストア、エルパカBOOKS、GALAPAGOSSTORE、コープデリeフレンズ電子書店、セブンネットショッピング、どこでも読書、TOP BOOKS、BooksV、BOOKSMARTPowerd by BOOKER’S、Book Place、BookLive!、honto、本よみうり堂デジタル、MOBI-BOOKを予定する。

第1弾を皮切りに、講談社、小学館等の大手出版社から中小出版社まで、あらゆる出版社のさまざまなジャンルのタイトルを、電子書店を通じて配信していく予定だ。

今後の配信予定として、偕成社、中央公論新社、筑摩書房、白水社、みすず書房の新書や学術系書籍、ネコ・パブリッシングの鉄道シリーズ「RMライブラリー」を計画。

そのほか、これまであまり電子化されていない絵本や図鑑、さらにコミックや文学作品、学芸出版社(京都)、創元社(大阪)、金港堂(宮城)といった関西や東北地域の出版社や、電子書籍を初めて手掛ける出版社の作品の制作も進行しているという。

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