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出版デジタル機構/紀伊國屋書店と契約締結

2012年10月29日 / 商品店舗

出版デジタル機構は10月26日、紀伊國屋書店と契約したと発表した。出版デジタル機構が預かり提供するコンテンツを配信、販売することで合意したもの。

紀伊國屋書店との合意により、出版デジタル機構が提供する電子コンテンツを紀伊國屋書店で配信・販売し、同社の電子書籍アプリ「Kinoppy」で閲覧することができるようになる。

経済産業省「コンテンツ緊急電子化事業(緊デジ)」によって電子化されるコンテンツだけではなく、既に電子化されているコンテンツにおいても、EPUBフォーマットを中心に配信していく予定だ。

出版デジタル機構はあらゆる電子書店と等しく取引することを目標としており、紀伊國屋書店への配信、販売はその第1弾となる。

取次・配信システムは、ビットウェイとの協働構築が完成し、現在、最終的な調整を行っており、テストが完了次第、稼働を開始する。

出版デジタル機構の株主は、産業革新機構、講談社、集英社、小学館、大日本印刷、凸版印刷、光文社、新潮社、文藝春秋、角川書店、筑摩書房、有斐閣、インプレスホールディングス、勁草書房、版元ドットコム、平凡社の16社。機構の理念に賛同する賛同出版社は、10月12日現在で354社という。

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