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SAS インスティテュートジャパン/日本テラデータと協業

2009年03月06日 / IT・システム

SAS インスティテュートジャパンと日本テラデータは3月6日、日本国内の営業・マーケティング活動での協業を発表した。

今回の協業は金融業、流通・小売業向けが主な対象。第1段階(2009年第1四半期)には、データウェアハウスのTeradataデータベ-スとSASのデータ統合、予測・分析、業種別ビジネス・ソリューションを組み合わせた、迅速でシームレスな意思決定支援環境を実現する。

第2段階(2009年第4四半期)では、SASの分析プロセスをTeradataのデータベース・エンジン内で稼動させるSAS In-Database製品群を提供。流通・小売業向けにはリアルタイムでの在庫管理などの分野で、Teradata 上で最適化されたSASのビジネス・ソリューションを提供するとしている。

このほかの製品面での取り組みは、SAS側が自社のソリューションや分析プロセスの主要機能を、Teradataのデータベース・エンジンを効率的に活用して実行できるSAS In-Database製品群を2009年中に提供する予定。また流通・小売業向けのSASのビジネス・ソリューションの一部をTeradataと連携させて提供し、顧客のサーバー投資の削減を目指す。

テラデータ側は、Teradataデータベースの最新バージョンTeradata 13.0上で、SASの中間テーブルをより効率的に作成できるようにし、SASとのデータ連携を取りやすくする。

販売活動では、テラデータ内のプロダクトセンターに共同デモンストレーション環境を常時展示。双方のパートナー企業向けに、共同のセールストレーニングも行う、双方の組織内にCOE(Center of Excellence)を設置し、ソリューション設計や技術コンサルティング活動を通じ、顧客の情報活用環境の最適化を提案する。

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