クスリのアオキ 決算/5月期増収増益、生鮮導入・調剤併設を強化
2025年07月03日 16:01 / 決算
クスリのアオキホールディングスが7月3日に発表した2025年5月期決算によると、売上高5014億7000万円(前年同期比14.8%増)、営業利益266億100万円(43.3%増)、経常利益275億1300万円(36.9%増)、親会社に帰属する当期利益177億8600万円(44.5%増)となった。
地域のかかりつけ薬局として調剤併設率の向上を図るとともに、生鮮食品導入による品ぞろえ強化を進めている。
積極的に既存店の改装を進めており、一部小型店を除いて全店に青果、精肉、総菜の導入が完了した。
商品部門別売上高は、ヘルス(医薬品や健康食品等)443億9200万円(売り上げ構成比8.9%、前年同期5.3%増)、ビューティー(カウンセリング化粧品やフェイスケア商品等)602億4300万円(同12%、同7.2%増)、ライフ(家庭用品等)876億8900万円(同17.5%、同8.3%増)、フード(食品、飲料等)2572億6000万円(同51.3%、同21.7%増)、調剤(薬局にて処方する医療用医薬品)518億8500万円(同10.3%、同12.4%増)。
店舗面では、ドラッグストアを北信越に15店舗、東北に12店舗、関東に12店舗、東海に15店舗、関西に7店舗、四国に7店舗の合計68出店した。
また、ドラッグストア併設調剤薬局を北信越に15薬局、東北に8薬局、関東に27薬局、東海に9薬局、関西に10薬局、四国に1薬局の合計70薬局を新規に開設している。
ドラッグストア1004店舗、(うち調剤薬局併設664店舗)、調剤専門薬局6店舗、スーパーマーケット26店舗の合計1036店舗となっている。
次期は、売上高5600億円(11.7%増)、営業利益230億円(13.5%減)、経常利益227億円(17.5%減)、親会社に帰属する当期利益155億円(12.9%減)を見込んでいる。
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