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れこっず/今年度5店舗出店、3年後に200店舗

2010年10月08日 / 店舗

ミニストップ、CFSコーポレーション、タキヤの合弁会社れこっずは、10月から出店を開始し今年度に5店舗を出店、3年後に200店舗体制を目指す。

<渡辺勝巳社長(左)、石田岳彦社長(右)>

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れこっずはドラッグストアにコンビニの利便性を付加した業態で、れこっずをフランチャイザー(チェーン本部)としてFC加盟店を増やすビジネスモデルを採用している。

渡辺勝巳れこっず社長は「今年度に5店舗を出店し、3年後には200店舗体制を目指す。FC加盟店への参加を呼びかける営業を開始しているが、本格的な営業はまだこれからだ」と述べた。

10月7日に神奈川県横浜市に開店した1号店の「れこっず磯子広町店」はCFSがフランチャイジーとなり、ハックドラッグ磯子広町店を改装している。

石田岳彦CFS社長は「ハックドラッグ磯子店は開店後8年を経過し、売上高前年比が2~3%減で推移していた。当社としては平均的な売上の店舗で、人口がある住宅地だが競合がなく、買い物が不便な場所なので実験店舗として選定した」と述べた。

また、「1号店の結果次第では、既存店の活性化策の一つとしてれこっずへの業態転換も検討する。横浜市内には、住宅街で買い物が不便な立地がまだ多くあり、新店もありうる。200店のうち、かなりの部分を当社でやりたいと考えている」(石田氏)と語った。

磯子広町店では、食品の受発注ではミニストップのシステムを、医薬品・日用品の受発注ではCFSシステムを併用している。

「現在、本部は商談・棚割り機能だけで、実際の商流・物流はミニストップとCFSのシステムを活用しているが、店舗数がまとまった段階で独自の商流・物流を構築したい」(渡辺氏)という。

れこっずは、社長1人、開発1人、営業2人、商品3人、システム1人、総務1人の9人で、ミニストップ、CFS、タキヤからの出向者で構成されている。

渡辺勝巳社長はミニストップ出身で、ミニストップでは開発担当を務めた経験もあり、れこっずでも建物の施設関連の企画に携わった。

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