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プラダ/心斎橋に旗艦店オープン

2013年07月12日 / 店舗

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プラダは7月13日、大阪市中央区心斎橋に、旗艦店「プラダ大阪心斎橋店」をオープンする。

高さ30mで、5フロアの総床面積が約1100㎡の大型店舗。建築家のロベルト・バチョッキが設計を手掛けた内装では、メンズとレディスのプレタポルテ、バッグ、アクセサリー、シューズのコレクションを取りそろえた。

<プラダ大阪心斎橋店(写真)Nacasa&Partners>

印象的なファサードは、アーティストのカルロス・クルズ=ディエズに敬意を表したもの。ゴールドカラーのアルミニウムとポリッシュ仕上げのスチールのバックライトパネルで構成し、日中も夜間も、独特のキネティックな効果を生み出す。1階には両脇にウィンドウを配置した広いエントランスを設けた。

<1階の入口(写真)Nacasa&Partners>

フロアごとに雰囲気が変わり、吹き抜けの天井が各フロアをつないで不思議な視覚的感覚をもたらし、天窓から自然光を取り込む構造を採用。1階は、ポリッシュ仕上げのスチールとガラス製の固定ユニットに、グリーンのファブリックの背景、ブラックマーブルのベースを配し、メンズ&レディスのバッグ、アクセサリーのコレクションを際立たせた。

プラダの伝統的なブランドアイデンティティでもある白と黒の市松模様の大理石の床を使用し、視覚的効果を狙った。ディテールにサフィアーノレザーをあしらったディスプレイカウンターと、グリーンのベルベットの椅子が、全体の雰囲気を引き締めた。

ブラックのマルキーナ大理石の階段は、ブロンズカラーのメタルパネルで縁取られ、ガラスと光沢仕上げのメタルのエレベーターの空間を囲むように配置した。

2階の売場はグリーンのファブリックの壁面が特徴。壁面にはディスプレイのためのへきがんを配し、レディスのレザーグッズやシューズを展示する。家具にはグリーンのベルベットの椅子と、ガラスとポリッシュ仕上げのスチールのテーブルを用いた。

レディスウエアを扱う3階の内装は、グリーンのファブリックの壁面と、パースペックス製パネルで作った固定ディスプレイユニット、幾何学的な形のテーブル、ヴェルナー・パントンによるデザインのソファをプラダの特注により製作した柔らかなグリーンのベルベットの「クローバーリーフ」ソファを組み合わた。

4階と5階は、メンズコレクション売場で、内装は薄い樽板材の床と黒檀の壁面が特徴。パラジウムカラーのメタルのケースとカウンターがスペース全体に強い個性を与え、赤褐色のオストリッチのソファとダークブラウンのカーペットで仕上げた。

店舗概要
所在地:大阪市中央区心斎橋筋2-8-18
総床面積:約1,100㎡
営業時間:月~木11時~20時、金・土・日21時閉店
取扱アイテム:バッグ、ウェア、シューズ、アクセサリー

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