エッグセレントは7月22日、羽田空港第2旅客ターミナルマーケットプレイス地下1階の「Mercedes me Tokyo HANEDA」内に、たまご料理専門店「エッグセレント」の新業態「eggcellent BITES(エッグセレントバイツ)」をオープンする。
「Mercedes me Tokyo HANEDA」は自動車のメルセデスブランドを新しい形態で身近に感じてもらうことを目的とした情報発信拠点で、自動車の販売を行わないショールーム。
今回は、メルセデス・ベンツ日本とエッグセレントの親会社であるリヴァンプが、コラボレーションしたことにより、出店が実現した。店舗面積は約157m2で、客席数は店内51席、テラス16席、想定客単価は1100円程度。
エッグセレントは、リヴァンプが開発した飲食店ブランドの第2号案件。
エッグセレント取締役COOを務める神宮司希望氏が、前職の国際線客室乗務員時代に、欧米を中心とする世界各国の人々が、ビジネスやプライベートで朝の時間の活用がとても上手であるという世界の朝文化に感銘を受けたことが起点となり、2013年に六本木ヒルズに1号店をオープンした。
空港への出店にあたり、神宮司氏の国際線客室乗務員時代の経験を活かした。BITES(バイツ)とは、かじる・かぶりつく・軽食などの意味を持つ。
飛行機への搭乗時間などに利用するお客が多い特性を踏まえて、玉子料理やハム、ベーコン、野菜などで構成するモーニングプレートをバーガーの形に変え、短時間でワンハンドで食べれるメニューを開発した。
モーニングバイツ(フレッシュピーナッツバターカスタード)税込370円、ベーコン、オーガニック卵の目玉焼き、チーズバイツ700円、カレーソーセージ、オーガニック卵のスクランブルエッグ、チーズバイツ790円、オーガニック卵のスクランブルエッグ&チーズバイツ690円、アボカド&マグロ、オーガニック卵の目玉焼きライスバイツ800円を展開する。
バーガーメニューは、注文から3~5分で提供。注文カウンターと商品受取りカウンターを分け、できるだけ短時間に商品を提供する体制を整えた。時間がない人のために、サンドイッチも用意した。
そのほか、オリジナルベビーポテトフライ、オニオンリング、ルッコラサラダ、ヨーグルト、スープのいずれかと、コーヒー、紅茶、コーラ、ミルクなどのドリンクをセットにしたセットメニューを展開。セット価格は870円~1350円とした。
ほとんどのメニューは新たに開発したもので、一部は、六本木店と同様のメニューを提供する。メルセデスとのコラボレーションメニューとして、スターマークの入ったスターパンケーキBLACK、同WHITE(各単品900円、セット1400円)、スタープレート(セット1400円)を用意した。
ドリンクでは、話題のコールドプレスジュース4種類各690円や季節のフレッシュジュース2種各650円を販売。コーヒーS400円、紅茶S450円のほか、ビール(ハイネケン)690円、木内ビール860円、ワイン3種600円~650円といったアルコールメニューも用意した。
客室乗務員など空港関係者は勤務時間が不規則な人も多く、街中の店舗よりも早くアルコールを飲む需要があることにも着目し、15時~19時はハッピーアワーとして、カクテルとつまみのセット600円、ビールかワインとつまみのセット800円を提供する。
エッグセレントは、朝食文化の発信をテーマに掲げている。1号店の六本木店の利用客の9割は女性であり、男性のイメージが強いメルセデスとコラボレーションすることで、男性客へのブランド認知度の向上を目指す。
朝食のイメージを打ち出した業態のため、六本木店の客数構成比は朝40%、昼50%、夜10%となっている。六本木では夜のアルコールの提供では、競合する店舗が多い事情もあるが、夜の時間帯の集客は一つの課題となっている。
エッグセレントバイツでは、ハッピーアワーのほか、アルコールにあう、つまみメニューも導入している。羽田での売れ行きを検証し、六本木店でも一部のメニューを導入したいという。
神宮司COOは「自分の客室乗務員としての経験も生かし、こんなお店があったらとの思いを込め、新業態を開発した。手軽に短時間で、しっかりとした朝食が取れる店舗を作った。空港を利用するビジネスマンだけでなく、子どもづれのファミリー層など、幅広い層が利用できる店舗を目指したい」と語った。
店舗概要
所在地:東京都大田区羽田空港3-3-2
第2旅客ターミナルマーケットプレイス地下1階
TEL:03-6428-9089
営業時間:7時~21時30分
店舗面積:約157m2
客席数:店内51席、テラス16席、合計67席
想定客単価:1100円
■エッグセレント
http://eggcellent.co.jp/top/
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