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玉川高島屋S・C/マロニエコート増床リニューアルで目標年商20%増

2015年09月07日 / トピックス商品店舗

玉川高島屋ショッピングセンターは9月8日、別館「マロニエコート」を増床リニューアルオープンする。

<マロニエコート>
マロニエコート

マロニエコートは2001年に開業し、今回、建築面積約482m2、延床面積約2283m2を増床した。

ベイクルーズが運営する日本初上陸のハイカジュアルレストラン「FARMSHOP」、インテリア専門店のアクタスが運営する「SLOW HOUSE」、トランジットジェネラルオフィスが展開するカジュアルダイニング「Bills」の3店が新規出店する。

<フロアマップ>
フロアマップ

既存施設では9月8日に、無印良品がリニューアルオープン、11月上旬にはGAPがリニューアルオープンする。そのほか、11月下旬には、北欧雑貨のフライングタイガーが新規出店する予定だ。

マロニエコート全体の敷地面積は約3194m2、建築面積は1977m2、延床面積は約1万569m2となり、改装に伴う休業を含めて比較した前年対比で、20%増の売上高を目指す。

<11月にはGAPが改装>
11月にはGAPが改装

二子玉川駅は、東口に「二子玉川ライズショッピングセンター」がオープンし、街全体の来街者も増えている。映画館、フィットネス、専門店、オフィスと機能性にあふれた東口に対して、西口にある玉川高島屋S・Cは、百貨店を中心とした専門性と街自体をゆっくりと楽しむ滞在性を重視してテナントリーシングを行った。

<FARMSHOP>
FARMSHOP

ショッピングセンターと百貨店を合わせて小型の専門店は既に数多くあるため、ワンフロアに大型のテナントを誘致し、ゆったりとした空間の中で、それぞれのブランドの世界観を打ち出せる店づくりを目指した。

1階の「FARMSHOP(ファームショップ)」は店舗面積約500m2で客席数は120席を配置した。農園からテーブルへをコンセプトに掲げるカリフォルニア発のハイカジュアルレストラン。8時30分からの営業で、朝食需要にも対応し、店内では、ジャム、オイル、ワインなどのグロサリーの販売も行う。

<bills>
bills

3階にはオールデイカジュアルダイニングのbills(ビルズ)を配置。店舗面積は約291m2で、ビルズの国内店舗で最大のテラス席54席を配置。店内は90席を確保し、合計144席を用意した。

ビルズも8時30分から営業し、玉川高島屋S・Cとして、初めて早朝営業に挑戦する。感じの良い路面店的なイメージの店舗をそろえることで、二子玉川の周辺住民のサードプレイスとして憩いの場を提供したいという。

<SLOW HOUSE>
SLOW HOUSE

2階にはインテリア専門店のアクタスが手掛けるライフスタイルストア「SLOW HOUSE(スローハウス)」を配置。家具を中心に、生活雑貨、食材、アート、グリーン、アパレルなどをそろえ、心地よいライフスタイルを提案する。

マロニエコートを増床したことを含め、2015年度の玉川高島屋S・Cの年間来場者数は前年比8%増の1800万人を見込んでいる。今後も、ハロウィンなどの季節イベントなどで、二子玉川ライズショッピングセンターを運営する東急電鉄との共同キャンペーンなどを実施し、二子玉川の街自体のにぎわいを創出していきたいという。

■玉川高島屋ショッピングセンター
http://www.tamagawa-sc.com/

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