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富士通/クラウド型基幹系業務システム、小売・卸売業機能追加

2012年11月16日 / IT・システム経営

富士通は11月15日、基幹系業務アプリケーション「glovia OM」に機能を強化し、小売・卸売業向けの機能を追加した新バージョンの販売を開始した。

<glovia OMの全体構造 >

glovia OMは、米国セールスフォース・ドットコムのクラウド型プラットフォーム「Force.com」上で基幹系業務機能を提供し、販売から出荷、請求、返品、在庫、購買にいたる一連の情報管理を一気通貫で実現している。

新バージョンでは、外部の業務システムとの連携機能を強化したほか、キャンペーン価格や配送費の設定といった小売・卸売業向けの機能を追加した。

業務要件に合わせた柔軟なカスタマイズが早期に可能となるほか、従来の製造業に加え、小売・卸売業にも有用な新機能を追加したことで、さらに幅広い用途に応じたシステム構築をクラウド上で実現できる。

従来に比べ連携機能の開発工数を3分の1に削減できるほか、小売・卸売業向けに、取引に応じた価格設定やキャンペーン価格の設定、出荷先に応じた配送費設定などの機能を追加し、さらに広い業種へのサービス提供を可能とした。

販売価格は、1ユーザーあたり月額7,500円(税別)で、販売目標を今後3年間で5万ライセンス見込んでいる。

■glovia OM
http://jp.fujitsu.com/solutions/crm/salesforce/services/glovia/

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