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ヨドバシカメラ/クラウド型決済プラットフォームを採用

2013年02月14日 / IT・システム店舗経営

ヨドバシカメラ、トッパン・フォームズのグループ会社TFペイメントサービス(以下:TFPS)が提供する、クラウド型決済プラットフォーム「Thincacloud/シンカクラウド」を採用することで合意した

ヨドバシ各店、各テナント店舗における国内電子マネーの店頭決済、インターネット決済を順次展開する。

シンカクラウドは、店頭での利用を想定する対面決済とインターネット上での利用を想定する非対面決済の2つの決済方式を基本機能として持ち合わせている。

合意には、ヨドバシカメラが提供するゴールドポイントをシンカクラウド上でサービス提供し、ポイントサービスと電子マネーのインフラ統合を行うことが計画している。

ヨドバシカメラでは、ポイント付与による顧客誘導から決済に至るまでの一連の活動を「シンカクラウド」上で一貫して行う。

様々な顧客向け施策の元となるマーケティングデータを収集、これを解析することで質の高いクラウドサービスの提供を積極的に行っていく。

シンカクラウドは、既存のFeliCaをベースとした電子マネーサービスとの統合が可能で、各種電子マネーサービスを統合することにより、雑然としたレジ前の決済端末を統合できる。

背景には、電子マネーサービスに対する事業者のコスト負担という課題があり、従来の非接触型ICカードを使った決済インフラは、安全で高速なサービスを提供することが可能である一方で、システム導入や運用の費用面から電子マネー事業者や、小売店、通販会社など販売事業者のコスト負担が大きいと言われていた。

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