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三井不動産/帰宅困難者、受け入れ訓練を実施

2013年03月05日 / 店舗経営

三井不動産は3月4日、日本橋三井タワー1階アトリウムにて、帰宅困難者受け入れ訓練を実施した。

帰宅困難者対応については、首都直下地震が起きた場合、都内で517万人の帰宅困難者が発生すると予想されており、4月1日には「東京都帰宅困難者対策条例」が施行されるなど、自助・公助・共助の観点から社会全体で取り組む課題となっているという。

帰宅困難者受け入れ体制の構築(メンバー編成、ゾーニング、ボランティアの募集など)や帰宅困難者受け入れ(受付対応、被害情報などの情報提供、傷病者の応急救護など)、備蓄品の配布(飲食料・毛布・エアマットなど)を実施した。

訓練にはテナント企業、医療機関のボランティアのほか、グループのオフィスビル運営管理スタッフなど総勢約60人が参加し、帰宅困難者の受け入れに際しては、オリジナルの「帰宅困難者受け入れマニュアル」に基づいて対応した。

今回の訓練を踏まえ、今後、開発推進中の「(仮称)飯田橋駅西口プロジェクト」や「日本橋室町東地区開発計画」などの大規模施設において、オフィスビルのハード・ソフト両面のBCP機能強化、行政区との協議等、帰宅困難者受け入れ対応の準備を進めるという。

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