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木曽路/メニュー表示の適正化で調査報告書

2014年12月24日 / 商品経営

木曽路は12月24日、メニュー表示の適正化に関する第三者委員会調査報告書を発表した。

2012年から2014年の間に、一部の店舗で、いわゆる銘柄牛メニューの一部について、通常の和牛特選霜降肉を提供していたことに対応したもの。

第三者委員会の調査報告書は、今回の不適切な表示の原因は、銘柄牛の仕入れと販売の照合システムの不備であり、背景事情としては、社内のコンプライアンス(法令遵守体制)が不十分であり、食材の原価管理が現場の実態に沿わないという問題があると指摘した。

再発防止策として、原価管理の見直しと社員の法令遵守意識の向上対策は、特に重点的に行われる必要があると提言を出した。

なお、未発表の新たな不正表示等事案や、同事案に関与した料理長4人以外の者が組織的に関与していたといった指摘はなかった。

■メニュー表示の適正化に関する第三者委員会調査報告書
http://www.kisoji.co.jp/company/pdf/2014122402.pdf

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