流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





井筒屋/北九州市の井筒屋アネックス-1を閉店、減損損失11億円

2015年02月06日 / 店舗経営

  • 関連キーワード
  • 書店

井筒屋は2月6日、北九州市の商業施設「井筒屋アネックス-1」を12月末を目途に閉店すると発表した。

店舗閉鎖に伴い減損損失約11億円を特別損失として、2015年2月期第4四半期決算に計上する予定。再評価に係る繰延税金負債取崩により法人税等調整額約2億円を同時に計上し、当期利益に与える影響は約9億円の損失となる見通しだ。

井筒屋アネックス-1は、本店に次ぐ支店「八幡井筒屋」として1959年11月、北九州市の黒崎地区に開店し、55年間営業してきた。

しかし、商圏内の消費環境が不透明な状況にある中、将来の業績好転の見通しは厳しく、店舗建物の維持・管理コストの増加も見込まれることから、井筒屋アネックス-1の閉店を決議した。

井筒屋アネックス-1にあった書店「ブックセンタークエスト」は、2014年11月末黒崎店7階に移転オープンしており、今後は、駅前立地を生かせる黒崎店に経営資源を集中し、業績向上に努める。

2015年2月期通期業績予想は、売上高851億円(前回予想比2.7%減)、営業利益18億円(21.7%減)、経常利益12億円(33.3%減)、当期損失45億円(38億円の当期損失)とした。

店舗概要
所在地:福岡県北九州市八幡西区黒崎2-3-15
開店:1959年11月11日
店舗面積:1万342㎡

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧