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レナウン/人件費カットなどで営業利益33億1700万円を確保

2009年07月15日 / 決算

レナウンが7月15日に発表した2010年2月期第1四半期決算は、売上高350億7000万円(前年同期比18.6%減)、営業利益33億1700万円(3倍)、経常利益30億6600万円(3倍)、当期利益18億1800万円(前期は5億2400万円の当期損失)となった。

前期期初より構造改革を断行してきたが、引き続き不採算売場の見直しなどの効率的経営を目指す一方、役員報酬の追加カットや従業員給与のカットを実施。あらゆる経費の削減を行い、営業利益は大幅に改善した。

特別利益として、共済会の解散に伴う解散益2億7400万円を、特別損失として投資有価証券評価損2600万円とアクアスキュータムロンドンの事業構造改善費用1億3100万円、アクアスキュータムロンドンの固定資産の減損損失4億4200万円を計上した。

通期は売上高1390億円(10.9%減)、営業利益0円、経常損失6億円、当期損失20億円を見込んでいる。

第2四半期の業績は主販路の百貨店販売の不振と6月から値引き販売を開始したことなどで、売上高650億円(4月の予測より5.1%減)、営業損失36億円(当初14億円の営業損失を予想)、経常損失39億円(17億円の経常損失)、当期損失45億円(21億円の当期損失)に予測値を修正した。

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