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ABCマート／都内2店舗で労基法の上限を超える長時間残業

2015年07月02日 ／ 経営

エービーシー・マートは7月2日、自社の人事担当役員1人らが、昨年、都内の2店において労働基準法の定める上限を超える長時間残業の事実があったとして、東京労働局から、東京地方検察庁に書類送検される方針である旨の報道があったことについて、コメントを発表した。

同社によると、「2014年8月に被疑事実について東京労働局から指導を受けた直後から、社内において外部専門家である弁護士の協力も得て、原因の調査を行い、同局の指導も仰ぎつつ、早急に残業時間の削減と抜本的対策の構築に取り組み、管理体制を強化してきた」。

「その結果、早期に労使協定の上限を超える長時間残業を解消させることができ、再発防止のための労務管理システム構築を含めた万全の措置を講じることができており、現在は法令遵守を徹底し、全店舗でこのような問題が生じない体制が確立し、現に実施されている」。

今回の事態を重く受け止め、お客や株主の信頼・期待に沿うよう、今後ともコンプライアンス遵守について万全を期すべく全力で取り組むという。

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