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アスクル/5月期は売上高9.2%増、営業利益60.2%増

2015年07月02日 / 決算

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アスクルが7月2日に発表した2015年5月期決算は、売上高2767億5900万円(前年同期比9.2%増)、営業利益68億4900万円(60.2%増)、経常利益69億5900万円(56.4%増)、当期利益40億3200万円(86.3%増)となった。

売上高は、基幹事業であるBtoB事業が堅調に推移するとともに、注力するBtoC事業の「LOHACO(ロハコ)」も64.7%増と大幅に伸長し、両事業合計では9.2%増の成長となった。

利益も、BtoB事業の売上総利益率の改善と全社的な経費削減施策より売上高固定費比率が低下したことで収益性が飛躍的に高まり、「LOHACO」の売上拡大のための販売促進施策に係る費用などを吸収し、当期利益は86.3%増となる増収増益を達成した。

売上総利益率は、売上高の増加に伴う仕入の増加による原価低減交渉に加え、円安などの厳しい市場環境が続く中、経費削減により、価格維持に努めてきた主力商品であるコピー用紙やクリアーホルダーについて、2014年8月に発刊した「アスクルカタログ2014秋・冬号」から順次価格改定を実施し、着実に改善した。価格改定以降も、価格競争力は維持し、注文数は順調に推移した。

来期は、売上高3045億円、営業利益80億円、経常利益80億円、当期利益44億円の見通し。

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