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エイチ・ツー・オー、阪急阪神/共通カード発行でポイント事業会社設立

2009年02月23日 / トピックス

エイチ・ツー・オー リテイリングと阪急阪神ホールディングスは2月20日、ことしの秋をめどに、グループ共通カードを発行し、新エリアポイント事業を共同で行うことに合意したと発表した。

京阪神エリアを中心に両グループのマーケットシェア拡大を図るのが狙いで、エリアポイント事業を行う会社設立を目指す。

京阪神エリアポイント事業実現を目指し、ポイント機能付きクレジットカードを両グループで発行する。共同カードの名称は「阪急阪神エメラルドSTACIAカード」。クレジット機能と公共交通機関に後払いで乗車できるPiTaPa機能を持つ。阪急、阪神両百貨店で3%のポイント進呈するほか、阪急阪神HDグループ約1600か所の施設・店舗でのクレジット利用などで最大5%相当のポイントを進呈する。

京阪神エリアを中心とするポイント共同事業では、同エリアを中心とするポイント提携ネットワーク拡大を図る。暮らしに密着した企業や店舗、施設などに参加を呼びかけて行く。また、買い物クーポン券との交換など阪急阪神グループの魅力を活用したポイント交換を促進する。

ことし秋には、「阪急阪神エメラルドSTACIAカード」と現在発行中の「STACIAカード」とのポイント共通化を開始。2010年秋からは、現在発行中の阪急百貨店支店や系列スーパーマーケットのポイントカードとのポイント共通化に着手する予定だ。

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