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高島屋/カタログスキャンアプリを配信

2015年01月20日 / トピックス

高島屋と日本電気は1月19日、スマートフォンアプリ「高島屋カタログスキャン」の配信を開始すると発表した。

アプリは、NECが自社の画像認識技術「GAZIRU(ガジル)」を活用して開発した。

スマートフォンのカメラを高島屋の発行するカタログの商品画像にかざすことで、高島屋オンラインストアの商品詳細ページに遷移し、購入できるスマートフォンアプリを提供するもの。

「髙島屋カタログスキャン」をダウンロードしたスマートフォンをカタログ上の商品画像にかざすと瞬時に画像認識し、画面上に当該商品を紹介する髙島屋オンラインストアへの誘導文章(商品サイトへのリンク付き)が表示される。

利用者は、文章をクリックするだけで、商品の詳細情報を入手できるとともに、そのままサイト上で購入できる。

カタログの商品画像データは、クラウド上のサーバに登録されており、アプリで認識し抽出した画像の特徴データのみをインターネット経由で送信するため、商品にかざすと瞬時に照合し、結果が表示される。

アプリを利用することで、カタログに掲載されている商品を購入する際に、店舗に出向くことなく、また、改めオンラインストア上で検索をするなどの手間を省くことができ、利便性が向上する。

高島屋は、店舗やネットなどさまざまな販売チャネルを融合したオムニチャネル化を推進しており、商品在庫や顧客情報の一元管理により、店舗とネットの品ぞろえ共通化や相互利用の拡大を目指す。

アプリ配信はオムニチャネル化の取り組みの一環で、高島屋は今後、オムニチャネル化のインフラの1つとして、アプリの他カタログへの対応などを進めていく予定だ。

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