流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





イオンモール、ヤマハ/幕張新都心と成田で、新案内システムを実証実験

2015年04月24日 / IT・システムトピックス店舗海外

イオンモールとヤマハは5月1日~9月末まで、イオンモールが展開するショッピングモールで、ヤマハが開発した音のユニバーサルデザイン化支援システム「おもてなしガイド」を活用した実証実験「イオンモール×ヤマハSoundUD化プロジェクト」を実施する。

プロジェクトは、5月1日から、イオンモールの旗艦店であるイオンモール幕張新都心、日本の玄関口成田空港最寄のイオンモール成田の2店舗にて行うもので、イオンモールの館内アナウンスに「おもてなしガイド」を導入することにより、アナウンス音声のユニバーサルデザイン化に取り組む。

外国人や高齢者、聴覚障がい者など、日本語によるアナウンスが理解できない、あるいは聞き取り難いお客も、「おもてなしガイド」アプリを利用することで、インターネットに接続することなく手元のスマートフォンから、店内アナウンスの翻訳情報を日本語や外国語の文字で確認するできる。

実証実験は、「おもてなしガイド」アプリを利用することで、一般のお客も参加でき、実験後は、参加者からの声をもとに、「おもてなしガイド」のサービス本格化に向けた機能追加や使い勝手の向上を図る。

外国人や聴覚障がい者のお客を対象にしたタッチアンドトライ方式による定性調査もあわせて実施し、使い勝手や利用者の行動パターンの検証も行う。今回の実験が、「おもてなしガイド」を商業施設に導入する初の事例という。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧