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サッポロ/2013年は洋酒の販売4割増目指す、「モヒート」が柱

2013年01月15日 / 経営

サッポロビールは1月11日、2013年の販売目標を発表。2012年に好調だったノンアルコールビール「プレミアムアルコールフリー」は、前年比23.4%増の大幅伸長を目指す。ビール、発泡酒、新ジャンルをあわせたビール類の販売目標は1.8%増と小幅成長を目指す。

主力の「黒ラベル」は1.6%減、「エビス」は5.8%増を目標に掲げる。2012年に伸長した新ジャンルは4.5%増を目指す。一方、発泡酒の目標は29.6%減。

2013年は、黒ビールの「エビス<ザ・ブラック>」を6年ぶりにリニューアルし、黒ビールのナンバーワンブランドを目指すとしている。

「プレミアムアルコールフリー」は2月13日に中味とパッケージをリニューアルする。「酵母マイルド製法」を採用するほか、パッケージデザインに「生」を加えることで、よりビールに近い味とイメージを追求する。

業務用では、エビスビールによる、新しい飲み方を提案するための専用サーバーを開発中としている。

ビール類以外では、同社は洋酒の販売目標を40.0%増と高く設定。2013年は、ラム酒の「バカルディ」を使用したカクテル「モヒート」を中心に家庭用、業務用の両面で展開していく。

これまで飲食店向けに展開してきた、手軽に「モヒート」がつくれるRTS(Ready To Serve)」を家庭用でも販売開始し、商品の認知度拡大を図る。RTSとは、ソーダなどの割り材で割るだけでカクテルをつくれるリキュールをさす。

業務用では、「フローズンモヒート」や「ホットモヒート」など、年間を通した飲み方提案を行うことで、“ポストハイボール”として「モヒート」の育成に取り組むとしている。

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