流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ヤマダ電機/3月期の売上高7.3%減、営業利益61.9%減

2013年05月09日 / 決算

ヤマダ電機が5月9日に発表した2013年3月期決算によると、売上高1兆7014億8900万円(前年同期比7.3%減)、営業利益339億3000万円(61.9%減)、経常利益479億600万円(53.1%減)、当期利益222億300万円(61.9%減)となった。

サービス面では、新たに店頭でのインターネット価格対応、インターネット販売での購入者に対する近隣店舗からの弊社社員による即日お届けサービスを開始、全国店舗ネットワークとサービス網を活かした他社との差別化で、顧客満足度の向上を図った。

商品別では、家電エコポイント制度及び地デジ化に伴う需要の先食いによる反動減での市場低迷が依然として続き、冷蔵庫やエアコンをはじめとした省エネタイプの白物家電及びスマートフォンやタブレット端末が堅調に推移したものの、TVやレコーダーなどの映像関連商品は大きく低迷、Windows8発売でPC市場が一部活性化したが年間を通しては伸び悩んだ。

今後、ベスト電器がこれまで培ってきた九州地区を中心とした地域密着型の店舗展開や人材育成ノウハウに加え、各種インフラと営業ノウハウを導入することにより、ベスト電器を含めたヤマダ電機グループ全体のスケールメリットの飛躍的な拡大、国内外のエリア戦略を共有した上でのきめ細かい店舗展開、インフラネットワークの効率化を実現することで、グループ全体として競争力の向上と経営効率の改善を図り、顧客満足度の向上と企業価値の向上を目指す。

来期は、売上高1兆9410億円(14.1%増)、営業利益459億円(35.3%増)、経常利益552億円(15.2%増)、当期利益238億円(7.23%増)となった。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧