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羽田空港/3月期の物品販売売上792億円

2013年05月09日 / 決算

羽田空港旅客ターミナルビルを運営する日本空港ビルデングが5月8日に発表した2013年3月期決算によると、物品販売業の売上高は792億100万円(前年同期比7.8%増)、営業利益は46億3000万円(6.3%増)となった。

国内線売店売上は、航空旅客数の回復に加え、国内線第1旅客ターミナルビル出発ゲートラウンジ内における新規直営店舗展開や出発ロビーエリア店舗のリニューアルやプライベートブランド商品の発売などで販売促進を図ったことにより、前年を上回った。

国際線売店売上は、尖閣諸島問題の影響などによる一部国際線旅客数の減少要因があったものの、国際線旅客数全体では前年を上回り、成田空港や関西空港における新規直営店舗展開などもあり、前年を大きく越えた。

その他の売上は、国際線旅客ターミナルビル店舗への卸売の増加などにより、前年を上回った。

飲食業の営業収益は168億7000万円(7.9%増)、営業利益1億600万円(前期は7億9100万円の損失)となった。

飲食店舗売上は、航空旅客数の回復に加え、新規店舗展開、顧客獲得のための積極的な営業活動などにより、前年を上回った。

機内食売上は、東日本大震災と原子力発電所事故の影響などによる外国航空会社の減便が回復したことなどが増収要因となり、前年を越えた。

その他の売上は、国際線旅客ターミナルビルにおける航空会社ラウンジの運営業務受託の増加などにより、前年を上回った。

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