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イオンは5月24日、中国北京市の国立清華大学内に「イオン・清華大学社会科学学院社会発展研究センター」を設立し、同センター初の教育プログラム「イオン清華学院」を開講したと発表した。
イオンとイオン(中国)投資(イオングループ中国本社)が、中国北京市の国立清華大学社会科学学院(清華大学)、清華大学教育基金会とパートナーシップを締結した一環。
イオンと清華大学が一体となって人材育成事業、情報発信事業、交流促進事業を行う目的で「イオン・清華大学社会科学学院社会発展研究センター」設立したもの。
人材育成事業では、イオンの次世代を担う経営人材を対象に教育プログラム「イオン清華学院」を開講し、10年間にわたり毎年10名以上の経営人材を育成する計画。プログラムは、清華大学の専門性を活かした経営戦略、マーケティング、ITなどに関する独自のカリキュラムで構成した。
受講者が課題形成・課題解決能力や企業経営全般に必要な知識を習得するとともに、受講者間の交流による多角的な視点の醸成と、緊密なネットワークを構築することを狙いとする。
イオンと清華大学はこの度の取り組みを始めとして、同大学教授、学生とともに専門性の高い産学一体の研究を進めることに加え、イオングループ各社による、学生の就職活動への情報提供や協力を行う計画だ。
イオンは今後、「イオン清華学院」の受講者を日本、アセアン各国へと拡大し、成長戦略を担う人材の育成を積極的に進めるという。