小川キャンパル/アウトドア用品販売、破産で負債6億円
2015年03月27日 / 経営
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東京商工リサーチによると、小川キャンパルは3月25日、東京地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は約6億円。
小川テントの関連会社で、親会社が倒産して以降は、日本マグロ資源研究所をスポンサーとして事業を継続してきた。
「OGAWA CAMPAL」のブランド名でキャンプ・アウトドア用品などの販売を主体とし、近年は防災用品の受注が堅調で売上を伸ばし、2014年12月期には売上高10億3556万円をあげていた。
しかし、諸経費を賄いきれず同期は営業赤字となり、旧親会社・小川テントに対する貸倒損失4億1375万円を計上したことで2億1311万円の赤字となり債務超過に陥っていた。
こうしたなか、2015年に入り2月に民事再生法の適用を申請したマッハ機器に大口不良債権が発生。ま親会社の実質オーナーが2月に脱税で逮捕されたことで風評被害も重なり、今回の措置となった。
3月24日、キャンパルジャパンを設立し、3月25日付けで同社に全事業を譲渡しており「OGAWA CAMPAL」の営業活動は同社にて継続する見込み。