国分、丸紅／提携で子会社へ相互出資

2015年10月28日／経営

国分と丸紅は10月28日、提携すると発表した。

国分によるナックスナカムラと山星屋への出資、丸紅による国分首都圏への出資を行い、相互資本参画を通じた提携を行う。

提携の範囲は、首都圏エリアにおける食品卸事業、全国における低温卸事業、菓子卸事業、食品事業分野における国分と丸紅の協業。

丸紅は、首都圏を事業基盤とする国分の子会社である国分首都圏の営業力の強化・拡充を目的に、国分首都圏の株式20％を取得する。

国分は、冷凍食品卸事業の強化を目的に、丸紅の子会社であるナックスナカムラの株式51％を取得する。併せて、国分と丸紅は、国分の子会社である国分フードクリエイトとナックスナカムラとの協業を通じて低温卸事業の強化を推進する。

国分は、菓子卸事業の強化を目的に、丸紅の子会社である山星屋の株式20％を取得する。

国分と丸紅は、相互の資本参画を通じた本対象会社の企業価値向上の追求、国分と丸紅の協業による食品卸事業における新たなビジネスモデルの構築に向け、両社で設置する提携推進委員会で具体的な協業の内容を検討する。

2016年1月1日に、国分によるグループ組織再編を実施し、2016年2月末に、国分、丸紅による対象会社の株式取得を行う。

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