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あきんどスシローは11月16日、東京・中目黒に新業態「七海の幸(ななみのさち)」の1号店「七海の幸 鮨陽」をオープンする。
今年1月29日にオープンした新業態のスシダイニング「ツマミグイ」の1号店「ツマミグイ中目黒店」をリニューアルし、業態転換する。
七海の幸は、都市部に限らず、住宅街や商店街周辺の寿司が好きなお客をターゲットにした業態で、シャリロボットを導入せず、伝統的なにぎり寿司を、あきんどスシローの熟練した社員が握る。
改装により、ネタケースを備えたオープンキッチンを採用するが、カウンター席は設置しない。店舗面積は172m2で客席数はテーブル席で56席。
スシローの平均客単価は1000円程度だが、七海の幸の客単価は、ツマミグイと同水準で、ランチ1000円程度、ディナーはアルコール込みで、4000円~5000円程度とした。
ツマミグイでは、ワインにあうメニューや女性が一口で食べれるメニューを意識したが、日本酒に合う伝統的な和のにぎり寿司を打ち出し、通常の寿司店で1万円を超えるような商品を、ほぼ半額で提供できるような業態を目指す。
メニュー構成は、ツマミグイで好評だった一部のメニューを除き、ほぼ一新する。ランチではセットメニュー、ディナーではコース料理も提供する予定だが、終日、アラカルトメニューの注文にも対応する。1貫の寿司のほか、3貫盛、5貫盛といったメニューも充実させる。
ツマミグイは実験店舗の位置づけで、現在、赤坂見附店、新橋店の2店を運営している。1号店の中目黒店は、一定の成果を得たため、業態転換をし、新たな業態開発を進めるという。