ワコール／中国市場向け新ブランド、2014年売上目標10億円

2012年07月05日／店舗海外

ワコールは7月3日、中国市場で1980年～1990年代生まれをターゲットにした新ブランド「LA ROSABELLE（ラ・ロッサベル）」を展開すると発表した。

＜ECモール店の外観＞

6月22日に、北京市のショッピングセンター北京ECモール1階に1号店を開店した。

新ブランドは「美しいバラ」を意味し、商品企画･販売を中国ワコールが、生産をワコールのグループ会社であるルシアンなどが担うというサプライチェーンで、ワコールグループのインフラをフル活用して生まれたという。

ターゲットは下着に関心のある20歳～30歳の女性で、展開アイテムは、ブラジャー（構成比55％）、ショーツ（20％）、ルームウェア（20％）、雑貨（5％）。

商品価格帯は40元（約500円）～200元（約2500円）で、ブラジャーの中心価格は150元（約1000円代後半）からという。

今後、中国インナーウェア市場で最も拡大すると見込まれている中級マーケットに向けたブランドとして、2012年中に北京で3店の出店を計画。

その後、１級都市だけでなく、2、3級都市へ出店を拡大し、2014年12月までにインターネット、直営店、代理店チャネルで130店舗出店し、8100万元（約10億円）の売上を目指す。

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