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キリン/「ボルヴィック」販売でダノンなどとの合弁解消

2012年12月11日 / 経営

キリンビバレッジは12月6日、仏食品大手のダノンおよび三菱商事と、ミネラルウォーターブランド「ボルヴィック」の国内における事業を見直すことで合意したと発表した。

3社の合弁会社を通じて「ボルヴィック」を展開する現在の体制を取りやめ、ダノンが「ボルヴィック」を製造、三菱商事が輸入、キリンビバレッジがマーケティングと販売を行う形に改める。新たなスキームへの変更は2013年1月1日から。

「ボルヴィック」は1986年に日本への輸入が開始され、2002年からはキリンビバレッジ、ダノン、三菱商事の3社の合弁会社「キリンMCダノンウォーターズ」によって展開されてきた。

キリンビバレッジは新体制のもと、「ボルヴィック」のほか、「アルカリイオンの水」など国産水を含めたミネラルウォーター事業全般のマーケティングなどを扱う。

国内のミネラルウォーター市場が急速に拡大する中、ミネラルウォーター事業の戦略構築や戦略の実行スピードをこれまで以上に早めることが狙いという。

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