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キリン/世界ビール消費量26年連続で増加、新興国がけん引=調査

2012年12月27日 / 海外

キリンホールディングスは12月26日、2011年世界主要国のビール消費量についての調査結果を発表した。

世界の総消費量は、前年比3.8%増の約1億8878万klで、26年連続の増加となった。国別では、中国が10.7%増となり、9年連続で世界1位。13位のベトナムは14.8%増となり、大きく伸長した。日本は3.7%減で前年に引き続き7位に入った。

<2011年 国別ビール消費量(キリン食生活文化研究所)>2011年 国別ビール消費量(キリン食生活文化研究所)

地域別の消費量では、アジアが8.4%増と大きく伸びた。中南米はブラジルの伸びが牽引する形で3.7%増。アフリカは南アフリカなどの成長が貢献し、6.9%増となった。

欧州は0.4%増となり、4年ぶりに増加に転じた。ドイツやイギリスなどの上位国でマイナスとなったものの、ポーランドなどで消費量が伸びた。

全般的に、新興諸国で消費量が伸びている傾向がみられた。もっとも、ロシアは低迷する経済情勢や増税などの影響を受け、減少した。

<2011年地域別ビール消費量のグラフ(キリン食生活文化研究所)>2011年地域別ビール消費量のグラフ(キリン食生活文化研究所)

 

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