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ダノン／イタリア・ドイツ・ハンガリーの3工場を閉鎖

2014年06月25日 ／ 海外

仏食品大手のダノンは、イタリア、ドイツ、ハンガリーの3か国で、生鮮食品の製造工場をそれぞれ1工場ずつ、合計3工場を閉鎖する。6月11日に発表した。

2010年以降、欧州でリセッションや消費者支出の低迷が続いたことを受け、同社の売上高は激減した。足もとでは、同地域での売上は徐々に回復の兆候がみられるものの、地方での生産設備の過剰が、同社の生鮮食品部門における収益の重しとなっていた。

こうした状況下、ダノンは、カザーレ・クレマスコ（イタリア）、ハーゲノー（ドイツ）、ブダペスト（ハンガリー）の合計3工場を閉鎖する。これらの国々は、売上高減少の影響を特に強く受けたという。

これらの工場における生産分は、ベルギー、ポーランド、ドイツ、フランスの工場に徐々に移管する予定。

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