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味の素/韓国にバイオ医薬品製造用培地の新工場建設

2013年02月06日 / 海外

味の素と韓国ジェネクシンとの合弁会社である味の素ジェネクシンは、バイオ医薬品の製造に用いる医薬、医療用培地(培地)生産の新工場を韓国につくる。約28億円(約350億ウォン)を投資し、韓国仁川広域市経済自由区域に建設する。新工場の本格稼働は2014年7月を予定。

<味の素ジェネクシン 新工場 イメージ>

味の素ジェネクシン社 新工場 イメージ

バイオ医薬品市場の成長にともない、その製造に用いる培地の需要は拡大している。現在、全世界の培地市場は1000億円規模と推測され、アジアにおいても今後需要の急増が予想されるという。

味の素ジェネクシンは、培地の一大消費地である韓国で培地生産の新工場を持つことで、韓国初となる顧客ニーズに応じたカスタム培地の生産を行い、顧客立地型の迅速なサービスを展開する。また、培地の重要原料であるアミノ酸をグローバルに供給する味の素グループ各社と連携しながら、培地の供給を行っていく。

■新工場の概要
所在地:韓国仁川広域市経済自由区域(Inchon Free Economic Zone) 松島 第5工区
稼働予定:2014年7月
総投資額:約28億円(約350億ウォン)
敷地面積:1万1000㎡

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