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アークス/売上2.1%増、当期利益8.3%減

2010年01月06日 / 決算

アークスが1月6日に発表した2010年2月期第3四半期業績によると、売上高1933億3800万円(2.1%増)、営業利益61億200万円(0.8%増)、経常利益66億1000万円(0.8%減)、当期利益35億円(8.3%減)となった。

ビッグハウスを中心に低価格業態に力を入れるとともに、外部企業との連携拡大によるグループ統一カード機能の拡充を図った。グループ統一の人事給与・財務会計システムの展開、次世代システムの構築プロジェクトを具体的に進めるとともに、グループ各社の間接業務の集約化によるグループシナジーの向上の検討に着手した。

店舗展開については、3月に「フクハラ別海店」(運営会社:福原)、4月に「スーパーアークス長都店」(ラルズ)に加え、11月に「スーパーアークス伊達店」(ラルズ)の3店舗の新規出店を実施。3月に「ふじ新富店」(ふじ)、6月に「ビッグハウス里塚店」(ラルズ)を業態変更のうえ改装オープンするとともに、10月には「フクハラ西12条店」(福原)の移転新築オープンを行い、エリアドミナントの強化に努めた。一方で、不採算店舗の見直しとして4月に「ラルズプラザ
網走店」(ラルズ)を閉店した。

10月30日付けで札幌東急ストアの全株式を取得し連結子会社とした。同社は札幌圏を中心に28店舗を擁する食品スーパーマーケットとして、同様の商圏を設定するラルズとともに、都市部におけるドミナントの形成や共同販促などを通じた効率的な営業政策を実行する。札幌東急ストアは11月5日に商号を「東光ストア」に変更している。

グループの総店舗数は従来の174店舗に、東光ストアの28店舗を加え202店舗となった。

通期の業績予想については、売上高2750億円、営業利益90億5000万円、経常利益98億円、当期利益53億円の見通し。

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