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アークス/通期売上高5.2%増、営業利益5.5%増

2009年04月14日 / 決算

北海道のスーパー、アークスが4月13日発表した2009年2月期連結業績によると、売上高2539億9600万円(前年同期比5.2%増)、営業利益85億8000万円(5.5%増)、経常利益93億8100万円(5.6%増)、当期利益49億7200万円(1.3%増)となった。

2008年8月には、子会社が独自展開していた会員カード「アークスRARAカード」の「アークスRARAJCBカード」への統一作業を完了。ポイント還元機能の拡充と利便性の向上を図った。店舗展開については、主力業態のスーパーアークスの展開に積極的に取り組んだ。

2008年6月に北海道北広島市の大型ショッピングセンター「インターヴィレッジ大曲」で「スーパーアークス大曲店」をオープンしたほか2店舗を新規開店した。店舗改装については、「ラルズストア大麻駅前店」など4店舗で実施した。

「ラルズマート網走店」を閉店し、期末のグループ店舗数は172店舗で、うちスーパーアークスは7店舗となった。また、2008年3月にラルズとホームストアの合併に加え、ふじと中央スーパーの業務提携を実施したほか、10月には札幌市にグループ本社を移転した。

次期では、グループ全体で新規出店と移転新築5店舗、改装を7~8店舗で実施する予定。4月で「ラルズプラザ網走店」を閉店する。

「革命的な価格」に挑戦する取り組みとして「ビッグハウス太平店」と「ビッグハウスノース」を実験店舗として位置付ける。実証実験の結果を踏まえて、グループ各店舗への水平展開を図る考えだ。ホームセンター事業のカインズホームについても、多店舗化へ向けた戦略を検討する予定。

2010年2月期の業績は、売上高2620億円、営業利益90億5000万円、経常利益98億円、当期利益53億円を見込んでいる。

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