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アークス/カードポイント費用増加で、営業利益13%減

2009年10月13日 / 決算

アークスが10月13日に発表した2010年2月期第2四半期業績によると、売上高1279億7300万円(前年同期比0.6%増)、営業利益40億1000万円(13.0%減)、経常利益44億100万円(12.3%減)、当期利益23億6800万円(18.4%減)となった。

前年4月からグループ各社に順次展開していたグループ統一カードが期初からグループの全店舗に展開されているため、販売費・一般管理費のうちカードポイント費用が5億4700万円増加したため減益となった。

ビッグハウスを中心に新たな低価格業態の確立に向けた実証実験を水平展開するとともに、前年から展開しているグループ統一カードの外部企業との連携拡大によるカード機能の拡充を図るなど、低価格の実現と顧客サービスの充実を図ってきた。IT戦略の強化については、次世代システムの構築に向けたプロジェクトの推進に加え、新しい人事給与・財務会計システムを導入。業務の標準化によるグループシナジーの追求にも取り組んだ。

店舗展開については、3月に「フクハラ別海店」(運営会社:福原)、4月に「スーパーアークス長都店」(ラルズ)の2店舗の新規出店を実施。店舗改装は3月に「ふじ新富店」(ふじ)を実施するとともに、同年6月に「ビッグハウス里塚店」(ラルズ)を業態変更のうえ改装オープン。エリアドミナントの強化を図った。不採算店舗の見直しとして4月に「ラルズプラザ網走店」(ラルズ)を閉店した。グループの総店舗数は173店舗となった。

通期の業績は、売上高2750億円、営業利益90億5000万円、経常利益98億円、当期利益53億円の見通し。

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