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アークス/低価格戦略で売上高3.3%増も経常利益11.6%減

2009年07月04日 / 決算

アークスが7月3日に発表した2010年2月期第1四半期決算によると、売上高は632億500万円(前年同期比3.3%増)、営業利益19億5100万円(10.5%減)、経常利益21億2700万円(11.6%減)、当期利益11億3400万円(4.5%減)だった。

革命的な価格への取組として、従来から実施している低価格訴求の特別企画「食卓応援価宣言」に加え、ビッグハウス太平店、ビッグハウスノース(ラルズが運営)の2店舗での低価格業態への実験結果を踏まえ、ことし4月にオープンしたスーパーアークス長都店、6月に業態変更し改装オープンしたビッグハウス里塚店への水平展開を図った。

店舗展開では3月にフクハラ別海店(福原が運営)、4月にスーパーアークス長都店を出店し、3月にふじ新富店(ふじが運営)を改装、エリアドミナントの拡充に努めた。

不採算店舗の見直しとして4月にラルズプラザ網走店を閉店し、期末グループ総店舗数は173店舗となった。前年4月からグループ各社に順次展開していたグループ統一カードが、同期は期初からグループの全店舗に展開されているため、販売費・一般管理費のうちカードポイント費用が3億7900万円増加し、利益面に影響した。

通期は売上高2620億円(3.2%増)、営業利益90億5000万円(5.5%増)、経常利益98億円(4.5%増)、当期利益53億円(6.6%増)を見込んでいる。

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