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ジーンズメイト/春物低迷で売上高7.4%減、当期損失1億7700万円

2009年06月19日 / 決算

ジーンズメイトが6月19日に発表した2010年2月期第1四半期決算によると、売上高は40億3700万円(前年同期比7.4%減)、営業損失1億8000万円(前期は200万円の営業損失)、経常損失1億7400万円(1300万円の経常利益)、当期損失1億7700万円(300万円の当期損失)の減収減益となった。

同期の商品動向は、トップスでは、薄手のアウターや羽織物などを中心に春物全般が低迷し、計画を大きく下回った。ボトムスでは、復調の兆しが見えているもののメンズ・レディースともにデニム5ポケットが低調だった。商品部門別の実績は、ボトムス部門の売上高が14億800万円(8.7%減)、トップス部門19億2300万円(8.1%減)、小物部門7億400万円(2.8%減)といずれも減少した。

販売面では、「生活応援 低価格宣言」して全国紙のカラー一面広告やテレビコマーシャルなどのプロモーションを行い、1990円ジーンズと990円Tシャツを販売した。このため5月に客数が増加し、既存店で売上高前年比を上回ったが、3-4月度の落ち込みをカバーするには至らず、同期は目標に対し前年未達となった。その他、店舗毎の顧客に向けたメール配信サービスや会員限定の割引クーポンなどの情報を配信し、来店の促進と企画商品の訴求を図り、売上高の回復を目指したが全社売上高は7.4%減、既存店売上高は6.7%減となった。

店舗状況は、川崎BE店と清瀬店を出店した一方、モリシア津田沼店、平塚店の2店舗を閉店し、期末店舗数はジーンズメイト業態103店舗(うち24時間営業店舗は35店舗)、ゼロ・グラビティ業態1店舗の計104店舗体制となっている。

通期は売上高179億円(3.7%減)、営業利益2000万円(52.5%減)、経常利益5000万円(41.2%減)、当期損失1億5000万円を見込んでいる。

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