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マックスバリュ北海道/第2四半期業績下方修正、営業損失6億円の見通し

2009年09月07日 / 決算

マックスバリュ北海道が9月7日発表した2010年1月期第2四半期業績予想修正によると、売上高384億4300万円(前回予想比3.9%減)、営業損失6億円(前回予想では1億円の営業損失)、経常損失5億7000万円(1億円の経常損失)、当期損失9億4000万円(1億円の当期損失)となった。

北海道地区の個人消費については、生活必需品に至るまで節約志向が強まり低調に推移した。同社の業績は小売業界全体とおおむね同様の推移をしている。売上高は前年から2.8%増加したが、前回予想から3.9%下回るほか、利益面でも前回予想を下回る見込み。

売上荒利益率の低下をカバーするため経費削減を行い、主に水道光熱費、雑費などの販売費・一般管理費で当初計画に比べ約6億円削減したが、営業利益で5億円減少の見込みとなった。当期損失の拡大については、減損損失が3億5100万円発生したことによる。

通期業績予想については前回予想を修正しない。現在、大幅な組織改革による現場力の強化や、商品政策改革などの諸施策を推進中で、進捗状況を確認しながら第3四半期以降の見通しなどを精査している。

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