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ミニストップ/第2四半期業績下方修正、営業利益半減に

2009年08月24日 / 決算

ミニストップが8月24日発表した2010年2月期第2四半期の業績予想修正によると、売上高550億円(前回予想比3.5%減)、営業利益21億円(52.3%減)、経常利益25億円、当期利益9億円となる見通し。

個別の修正要因が連結にも影響した。

個別の修正要因をみると、7、8月の日照不足、梅雨明けの遅れなど天候不順の影響で、店内加工ファストフード部門でのコールドデザートや飲料・アイスクリームなど各部門での夏物商材の販売数が予定を大きく下回る見込み。

主力商品である米飯デリカ部門では、顧客の節約志向への対応が遅れたこともあり、「おにぎり100円セール」などセール期間中は販売を伸ばしたが、それ以外の期間では販売数を鈍化。既存店1店1日当りの売上高前年同期比は予想に対し1.8ポイント下回り2.5%減。店舗稼動日数の未達もあり、全店売上高は予想に対し30億円下回る1550億円となる見通しだ。

売上総利益率は、利益率の高い主力商品の低迷により予想に対し0.8ポイント下回り、30.0%となる見通し。販売費・一般管理費では、売上の底上げを図るため、品揃え支援費や販促費について計画を上回る施策を実施した。

直営店舗削減による人件費削減や旅費交通費など経費削減に努力したが、加盟店の売上確保をバックアップする費用を積極的に投入したため、販売費・一般管理費は当初計画を8億円上回る見込み。

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