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オンワードHD/3~8月は売上高6.3%増、営業利益97.5%増

2012年10月05日 / 決算

オンワードホールディングスが10月5日に発表した2013年2月期第2四半期決算は、売上高1208億8600万円(前年同期比6.3%増)、営業利益31億5700万円(97.5%増)、経常利益37億2200万円(50.6%増)、当期利益5億2200万円(578.8%増)となった。

アパレル・ファッション業界は、震災の反動もあり、春物を中心に緩やかな回復基調となったが、不安定な景気動向により消費者の節約志向は続くとともに、記録的な残暑の影響などから晩夏・秋物商戦は厳しい状況で推移した。

今期から新たな成長を目指す、新中期三か年経営計画をスタートさせ、既存事業の構造改革と新規ビジネスの構築を進めることで、事業拡大と収益性の向上を推進した。

国内事業は、オンワード樫山をはじめ各社が積極的な事業拡大を進めたことで増収増益となった。

海外事業は、欧州地区は今後のグローバルビジネス拡大のため積極的な施策を推進したが、事業運営の精度に課題を残すとともに、欧州経済の悪化の影響もあり計画を大きく下回った。アジア地区においても、中国の環境変化が大きく影響し減益となった。

通期は、売上高2666億円、営業利益138億円、経常利益154億円、当期利益50億円の見通し。

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